観世寺
お問い合わせ
TEL.0243-22-0797

安達ヶ原の鬼婆伝説が息づく霊場
黒塚、真弓山 観世寺(かんぜじ)
「安達ヶ原の鬼婆」伝説
お寺の中には鬼婆の住家であった岩屋や出刃包丁を洗った血の池などが残っています
近くの老杉のねもとには鬼婆の墓「黒塚」があります
入場料 大人400円、小人200円
東北自動車道:二本松ICから車約10分

観世寺の見どころ
安達ヶ原の鬼ばばぁ伝説
観世寺は、古くから「安達ヶ原の鬼ばばぁ」という恐ろしい伝説で知られる由緒あるお寺です。この伝説は、安達ヶ原という土地に住んでいた老婆が鬼に変わり、人々を襲ったという物語で、多くの人々に語り継がれてきました。観世寺は、その舞台となった場所として、歴史と共に深い信仰の対象となっています。
この伝説をご存じでない方や、もっと詳しく知りたい方のために、寺内にはこの物語に関する資料を展示している特別な展示コーナーがございます。ここでは、鬼ばばぁの物語の詳細や、その背後に隠された歴史や教訓について学ぶことができます。資料を読み進めることで、この伝説が持つ意味や地域との関わりをより深く理解することができるでしょう。
なお、観世寺の拝観料は大人400円、小人200円を頂戴しております。伝説の地を訪れ、歴史の息吹を感じながら、ぜひこの不思議な物語を体感してください。
岩屋と鬼婆の墓「黒塚」
安達ヶ原(観世寺)は、謡曲や歌舞伎で広く知られる場所で、古くから多くの人々に語り継がれてきた鬼婆伝説の舞台です。ここには、かつて鬼婆が住んでいたとされる岩屋が残されており、その恐ろしい物語を今に伝えています。
さらに、鬼婆が人を襲った際に使ったとされる出刃包丁を洗ったという「血の池」も、今なおそのままの姿で残っており、当時の出来事を物語るような不気味な雰囲気を漂わせています。これらの場所は、鬼婆伝説の真実味を感じさせる歴史的な遺構として、多くの参拝者や観光客に人気です。
また、観世寺の近くには、樹齢何百年にもなる老杉がそびえ立ち、その根元には鬼婆の墓である「黒塚」がひっそりと佇んでいます。この黒塚は、鬼婆の魂を鎮めるために建てられたとされており、伝説に深く関わる重要な場所となっています。歴史と伝説が交差するこの地で、過去の物語に思いを馳せながら散策することができます。

ご案内
ご利益/厄難消除

観世寺では、長年にわたり数多くの方々が心の平穏と幸運を祈願し、ご利益を得てまいりました。私たちのご本尊は、厄難消除のご利益が高く、様々な困難や災いから身を守り、健康や家内安全、商売繁盛などの祈願にお応えしています。
厄年や不運が続くと感じている方々、ぜひお越しください。清らかな空気の中で心を落ち着かせ、ご本尊への祈りを捧げることで、心身ともに清められ、新たな運気を招き入れることができます。
皆様が安心して祈願できるよう、特別なご祈祷や厄除けの儀式を行っております。僧侶による厳かな法要を通じて、悪い運気を払い、新たな道を開くお手伝いをさせていただきます。
観音祭(4月の第3日曜日)

毎年4月の第3日曜日に、「観音祭」が盛大に行われます。この祭りは、観世音菩薩への感謝とご加護を祈願する伝統的な行事で、地域の人々をはじめ、多くの参拝者が集まる重要な年中行事です。
観音祭では、観世音菩薩の御前で特別な法要が執り行われ、皆様の無病息災、家内安全、商売繁盛を祈念します。また、境内では多彩な奉納行事で活気に満ちた一日を過ごすことができます。
春の暖かな陽気の中で、自然と信仰に包まれた観音祭をぜひお楽しみください。どなたでもご参加いただけますので、ご家族やご友人と共に、観音祭の賑わいを体験してみてはいかがでしょうか。
御朱印(2種類・各300円)

参拝の記念として2種類の御朱印をご用意しております。御朱印は、参拝された証として、またご本尊や寺院とのご縁を結ぶ大切なものです。
いずれの御朱印も、1枚300円で授与しております。ご参拝の際には、ぜひ御朱印をお受けいただき、この地でのご参拝の記念とされてはいかがでしょうか。御朱印は、参拝した証としてだけでなく、寺院とのご縁を深め、日々のご加護をいただく象徴でもあります。
お寺の歴史や伝説に触れ、心を落ち着けながらいただく御朱印は、特別な思い出となることでしょう。ぜひお手元に残し、観世寺とのご縁をこれからも大切にしていただければ幸いです。
ご祈祷(随時受付中)

ご祈祷を随時受け付けております。
ご祈祷は、ご自身やご家族の健康、家内安全、商売繁盛、交通安全、厄除けなど、様々な願いを込めて僧侶が祈りを捧げる大切な儀式です。
ご希望の方は、いつでもご来寺いただき受付でお申し込みいただけます。皆様の願いが観世音菩薩に届くよう、丁寧にご祈祷させていただきますので、ぜひお立ち寄りください。
事前のご予約も承っておりますので、特別な日や大切な節目に合わせたご祈祷をご希望の方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。どなたでもご参加いただけます。
「鬼滅の刃」で注目

観世寺は、近年、人気アニメ「鬼滅の刃」のファンの間で「聖地」として知られるようになりました。物語の中で描かれる鬼や伝説の舞台との共通点があるため、多くの人々がこのお寺を訪れ、その雰囲気や歴史に触れています。
観世寺は、古くから「安達ヶ原の鬼婆伝説」で有名で、鬼婆が住んでいたとされる岩屋や、彼女の墓「黒塚」が今でも残っています。こうした歴史的な背景が、「鬼滅の刃」の鬼の物語と重なることから、この寺が聖地として注目されています。
「鬼滅の刃」のファンにとって、観世寺を訪れることで、物語の世界観とリンクした特別な体験ができる場所となっています。歴史ある伝説と現代の人気作品が交差する観世寺で、過去と現代をつなぐ不思議な雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか。
寺院概要
お気軽にお問い合わせください。
TEL.0243-22-0797
名称
観世寺
ふりがな
かんぜじ
代表
中村 孝純
住職
中村 円昭
住所
福島県二本松市安達ケ原4丁目126
電話
0243-22-0797
参拝料
大人400円、中学生以下の子ども200円
営業時間
9:00〜16:30
駐車場
13台
◎車:東北自動車道二本松ICから車約10分
◎鉄道:JR東北本線二本松駅からバス安達ケ原下車